岡本院長のプロフィール

出身地と初期のキャリア

私は長崎県五島市の出身で、地元の産婦人科診療所で准看護師として勤務していました。中学2年生の時に出会った助産師の方に感銘を受け、その夢を諦めきれずに31歳で看護専門学校に入学しました。その後、33歳でさらに助産師の専門学校に進学しました。

離島医療での経験

五島市での経験では、離島医療における多岐にわたる活動に携わりました。医師と共に、無医村地区での診療やハイリスク母子の搬送に従事し、これらの活動は海・陸・空を駆使して実施されました。この過程で、小型船舶1級資格やアマチュア無線3級の資格を取得し、高度な医療連携に貢献しました。

都市部での開業と後進の育成

家族の支援と地域への貢献、そして後進の育成への強い意志を胸に、都市部での開業を決意しました。母子支援活動を専門とし、助産師を目指す学生や研修生を受け入れ、非常勤講師としても活動しています。私が目指すのは、地域社会に貢献し、次世代の助産師たちを育て上げることです。

岡本院長の歩み

1985年 長崎大学医学部付属助産師専門学校卒業
1988年 上京
社会福祉法人恩賜財団母子愛育会母子保健センター愛育病院勤務
1992年 ウパウパハウス岡本助産院:出張分娩、母乳相談室開設、地域(川崎市中原区)の新生児訪問
日本家族計画協会思春期相談員など兼務
1995年 出産を機に待機児童が多く働く女性を支援したいという思いから保育園を開設。その後現在に至るまで認可保育園1ヶ所、川崎認定保育園3ヶ所を経営
2006年 嘱託医・嘱託医療機関の法制化に伴い有床助産所開設
2015年 産後ケア事業運営(川崎市委託事業)
2020年 訪問看護ステーション開設(医療保険適用)

<役職>

公益社団法人神奈川県助産師会会長
五島市ふるさと大使

<表彰>

神奈川県知事看護賞
すくすく赤ちゃん献金ひまわり表彰
内閣府男女共同参画「女性チャレンジ支援賞」
日本家族計画会長賞
日本看護協会会長賞
日本助産師会会長賞
日本家族計画厚生労働大臣賞

<学会発表>

神奈川県母性衛生学会
日本助産学会
日本母性衛生学会

<出版>

助産師会助産所開業マニュアルー開設・管理・運営―
日本助産師会機関紙記事掲載
医学書院 助産学講座「地域母子保健・国際母子保健」
ぺりネイタルケア
たまごクラブひよこクラブ
主婦の友社